osmhouse

設計事務所との家作りの足跡

【WEB内覧会】キッチン(キッチン本体編)

「残暑」という言葉がこの世に存在しないかのような過ごし易い9月ですね。

 

やっと時間が取れたので家族が寝静まった夜中にちゃちゃっと掃除をしてキッチンの内覧会をしようと思います。思いの外ボリュームがあったので今回はキッチン本体のみにします。カップボードやらの脇役は次回に掘り下げます。

 

 

キッチンメーカはJV(ジョイントベンチャー)

 

有名なオーダーキッチンメーカーさんに制作を依頼する事も考えましたが、敷居が高くあまり前向きになれませんでした。リネアタラーラさんアムスタイルさんとか鼻血が出そうなくらいカッコいいですけど、ビビっちゃいました。

 

終わってみて色々考えてみたんですが、最終的には心が揺さぶられなかったんだと思います。やっぱり「作り手の顔が見たい」とか「出来上がるまでの工程を楽しみたい」とかosmの面倒な性格があったのかと。たぶんキッチンに物語を求めていたんだと思います。

 

詳しくは過去の記事をご覧頂ければと思います。

osmhouse.hatenablog.com

 

制作は、杣添(somazoe)×SOUI WOOD WORKS(ソウイウッドワークス)の共同制作になりました。

 

図面色々

まずは図面のご紹介です。約8畳ほどのキッチンスペースでしょうか。

赤で囲われた部分がキッチンです。

※新しい図面が見当たらずペニンシュラ型のキッチンになっていますが、実際はアイランド型です。

 

f:id:osmhouse:20170906131930j:plain

続いてキッチンの立面図です。W=2500、D=1000、H=890のアイランドキッチンになります。妻も身長が高いのでやや高めの設定にしました。

左からシンク→作業スペース→焼き場です。収納は全てプッシュオープンの引き出しになります。

f:id:osmhouse:20170906132227j:plain

 

 

キッチン全体

面材はフローリングや造作家具と同じくチークの無垢材を使っています。

横接ぎでお願いしました。キッチン本体(W=2500)もカップボード(W=3000)も一枚物で接げているので綺麗に揃いました。毎日見ていると気付きませんが、工事関係者さんが1ヶ月、3ヶ月と間隔を置いて見てみると徐々に飴色に色が変化しているとの事でした。経年変化も楽しめそうです。

 

f:id:osmhouse:20170906134337j:plain

 

逆側からパシャリ。照明は別記しますが、明る過ぎない照明が良い塩梅にキッチンを灯してくれます。

※奥の散らかったパントリーは見て見ぬふりでお願いします。

 

f:id:osmhouse:20170906135010j:plain

 

ダイニング側

 

収納は引き出しです。全部で9つあります。

左からW=960→W=620→W=920です。奥行は有効で276です。あまり大きなスペースではありませんが、非常に重宝しております。使用頻度の低いキッチン用品や使用頻度の高い普段使うもの(筆記用具や郵便物、子供の小物等)を入れるには最高です。

 

f:id:osmhouse:20170906135334j:plain

 

ワークトップは5mm厚の無垢ステンレス(バイブレーション仕上げ)です。ステンレスカウンターというと、松岡製作所さんシゲル工業さんが有名ですが、osmhouseのワークトップは川口(埼玉)の町工場制作です。

 

採用の理由は安いから。ソウイウッドワークスさんの川口コネクションだそうです。品質には全く問題はありません。サイズがサイズなだけに重量もかなりのもので搬入が大変そうでした。無垢ステンレスの5mmってめちゃくちゃ丈夫です。このスーーーッとした感じがとても好みです。

 

f:id:osmhouse:20170906140753j:plain

 

ワークスペース側

 

水栓はGROHE K7です。海外のコンドミニアムで一度利用したことがあり、採用しました。使い勝手はそのサイズからは想像できないくらい使いやすいです。 

シンクもシームレスのステンレスです。

 

f:id:osmhouse:20170906140443j:plain

 

 一部ニッチを設けて頂きました。

※意識低い系のスポンジと洗剤は御容赦下さい。

 

 

f:id:osmhouse:20170906142548j:plain

 

シンクの下には2段の引き出し収納があります。

※汚ねぇwww

f:id:osmhouse:20170906145139j:plain

 

 

 

 シンクの右隣はワークスペースと食洗機です。食洗機は我が家のGAGGENAU(ガゲナウ)4兄弟の長男です。

DI 250 | Dishwashing | Gaggenau

 

f:id:osmhouse:20170906142641j:plain

 

W=600の大容量です。ずぼらなosm家族には最適でした。1日2回(朝・昼で1回、夜1回)のパターンでまわしています。

 

f:id:osmhouse:20170906143149j:plain

 

洗剤とリンスはガゲナウ推奨のfinishを愛用しています。リンスは無くても問題ないのですが、グラス系はかなりきれいになります。また海外製の食洗機の弱点?といわれている乾燥も促されるように感じます。 

 

f:id:osmhouse:20170906143422j:plain

 

最後は一番右側のクックスペースです。

ここにもGAGGENAU(ガゲナウ)4兄弟の二男と三男が鎮座しています。

まずはIHです。CI 262 | Cooking | Gaggenau

4つ口タイプになります。まぁこれで事足りなかったことはないので十分という事だと思います。掃除も楽で妻もお気に入りです。

 

続いてBBQグリルです。VR 230 | Cooking | Gaggenau

あんまり使わないかなとも思いましたが、週に1~2回は使っています。

掃除は他の機器に比べると面倒ですが、許容範囲内です。 

f:id:osmhouse:20170906143652j:plain

 

グリルの下に網状にヒーターが入っています。その下に溶岩石が敷き詰められており溶岩石の遠赤外線で焼く感じです。焼き目のついた肉は視覚的にもそそります。子供たちもモリモリ食べてくれるので、これで焼いた肉や野菜で大きくなってほしいものです。 

 

f:id:osmhouse:20170906144431j:plain

 

ワークスペースの下も3段引出収納です。

奥行が約600あるので結構何でも入ります。おかげでとっ散らかっています。

f:id:osmhouse:20170906145233j:plain

 

 一番右端は2段引き出しです。主に調味料などを入れています。

f:id:osmhouse:20170906145433j:plain

 

 

 Specs


 

キッチン本体:somazoe×SOUI WOOD WORKS

金物:BLUM 

面材:チーク

IH:GAGGENAU(ガゲナウ) CI 262 113

BBQグリル:GAGGENAU(ガゲナウ) VR230

食洗機:GAGGENAU(ガゲナウ)DI 250 460 

水栓:GROHE K7

レンジフード:ARIAFINA センターフェデリカ CFEDL-952

 


 

次回は背面収納をレポートします。

 

今日はここまで

 

 

osmhouseの設計施工は建築集団海賊さんです。 

www.kaizokun.com

 

f:id:osmhouse:20170605123820j:plain

 

 

 

建築家さんとの設計事例が豊富な人気ブログランキングはこちら

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 建築設計事務所(施主)へ
にほんブログ村