東麻布に移転したGAGGENAU(ガゲナウ)のショールームへ
午前中に出張から羽田空港に帰り、モノレールで浜松町へ。
ここから大江戸線の大門駅へ向かいます。お目当ては大門のお隣の赤羽橋です。
赤羽橋駅の改札を出るとこんな壁面オブジェ?がお出迎え。「波のリズム」という素焼きの壁だそうです。かっこよすぎ。
中之橋口へ向かう途中の通路にも素敵なモザイクタイルやタイルブロックがありました。
家を建てるまではそこまで気にならなかったものが気になります。
こんなガラスブロックも。
今日のお目当てはGAGGENAU(ガゲナウ)です。新作IHが発売開始になり約1ヵ月。導入前に実機を確認したいと思いました。昨秋に岩本町から東麻布にショールームが移転しましたので、東麻布ショールームは初めてです。
岩本町のショールームに行った過去の記事はこちら
まずはショールーム外観
せっかく立派なビルに移転されたので外観から。
住所は東京都港区東麻布1-8-4 ザ・ベルグレイヴィア麻布1F2F
上層階は賃貸マンションになっています。
岩本町のショールームは(失礼ながら)雑居ビル感がありましたが、ビルのグレードもショールーム規模も格段にアップしていました。
桜田通りに面しており非常に目立ちます。
桜田通り側からパシャリ。
ショールーム1F
1Fは事務所スペース+ディスプレイスペースです。
メインショールームは2Fなのでこちらは展示機器は多くありません。
入ってすぐのところに食洗器45cmと冷蔵庫、オーブンとスチームオーブン。
IHはフラッグシップモデルともいえるFull surface induction cooktop CX 480が展示されていました。オープン価格ですが、実売価格150万とかいうとんでもない機種です。
他にも200万円オーバーの冷蔵庫も。
私には全く無縁の代物なので拝むだけ拝んで後にしました。
いよいよ2Fのメインショールームへ
【IH編】
お目当ては導入予定のIHクッキングヒーター GAGGENAU(ガゲナウ) CI 262 113です。こちらは電源入っていません。
W600のガゲナウの中ではコンパクトなタイプですが、BBQグリルも導入するのでこのサイズで行きます。
他にも3つ口のワイドモデル W900mmのCI290 110も展示がありました。こちらは電源が入ります。
CI 290 110 | Kochen | Gaggenau
奥に見えるIHで使える鉄板焼きのオプションは定価10万円でした。
W800mmのCI282 110も展示がありました。
CI 282 110 | Kochen | Gaggenau
こちらは電源が入りますので色々と教えて頂きました。
中央のステンレスのノブが有名な取り外しできるコントローラーです。使わない時や子供に触られてくない時はしまっておけます。
使いたいゾーンの方向へカタッと傾けるとそのエリアの火加減を調整できます。旧モデルはコロコロと感覚がなく回っていたそうですが、新モデルからは出力を調整するときに引っ掛かりを感じます。「1段階強くなった&弱くなった」が感触でわかります。
小さなことですが、1段階ごとにひっかかりがあり「廻している感」が感じられますので私は好きです。こういう細かいところに感動します。神は細部に宿るってことです。
※写真下手過ぎてごめんなさい。
私が導入するw600モデルよりもw200mm大きいので、こちらのモデルの方が使いやすいと思います。価格差も定価ベースで約3万円なのでスペースがある方はこちらの方が良いと思います。またこちらのモデルはシェフモード?のような機能がついておりそれぞれのゾーンで火力を記憶させる機能があります。
炒める&煮るは、心配していませんでしたが気になったのは揚げるです。
今は国産のガスコンロを使っていますが、揚げ物をするときは160℃、180℃、200℃の設定ができます。
出典:ハーマン
ガゲナウで揚げ物をする場合はどうするのか確認しました。結果としては5段階で温度をキープすることができるそうです。しかし〇〇℃という表記はないので、多少慣れるまでは癖をつかむ必要がありそうです。しかし温度のキープはしてくれるのでそこまで大きなネックにはならなそうな印象です。
またまた写真ブレブレですが、左に見切れているのがIHで使えるグリルプレートです。
定価65,000円だそうです。(鋳物なので食洗器不可)
【BBQグリル編】
続いてBBQグリルです。
我が家はバーベキューグリル GAGGENAU(ガゲナウ) VR 230を導入します。
同じシリーズなのでキレイに揃います。ヨーロッパの洪水被害でガラストップの部品が供給されず新型IHの供給が遅れていましたが、その間約半年はIHの売り物がなくとても大変だったそうです。このIHモデルと4つ口のIHモデルしかなかったそうです。
手前の部分のみ加熱して頂きました。出力は反時計回りに1~9です。スイッチは時計回りも反時計回りもします。最初最大出力の9で十分に加熱して(5分程度だとおっしゃっていました)から出力を下げてお肉を焼きます。
イメージとしては5分の加熱で十分に溶岩石を温め出力を下げて焼き上げます。最大出力での調理は煙もくもくでダメなようです。また十分に熱していないとグリルにお肉がくっついてしまうそうです。
象徴的なアルミニウム製のカバーですが、油跳ねなどがあった場合は接続部を六角レンチで外して洗えます。写真の結合部分にある小さい丸部分です。
グリルは鋳物なので食洗器NGです。漬け置きして金たわしでゴシゴシです。購入すると下の金たわしが付いてくるそうですが、壊れてもホームセンターで代用品はいくらでもあります。
【オーブン編】
背面収納にアイレベルで導入するオーブンです。
ビルトインオーブン GAGGENAU(ガゲナウ) BO441-430
BO 441 431 | Baking & Coffee | Gaggenau
こちら全面ガラスのドアですが、グレーに見えるのはアルミニウムです。今後このアルミニウムは廃番になり、アルミニウムの代わりにステンレスになるそうです。日本での展開は2017年末からの予定とのことです。osm邸は冷蔵庫の面材がステンレス、キッチンのワークトップもステンレスなので惹かれますがさすがに待てないのでこれで行きます。
【食洗器編】
最後に食洗器です。
食洗機 GAGGENAU(ガゲナウ)DI 250 460
DI 250 | Dishwashing | Gaggenau
w600の大型食洗器を導入します。現行のDI 250 460はモデルチェンジして約1年半ですが、今回マイナーチェンジがあるそうです。まだ市場ではDI 250 460が流通していますが、近々DI250 461が流通開始になります。まだ日本仕様の取扱説明書等の準備が整っていないそうですが、それでも良いという方にはご案内されているそうです。
大きな違いはゼオライトが付いたこと。効果としては水分を吸ったゼオライトが放熱して乾燥を促すそうです。洗浄力の部分ではなく、乾燥力の強化になります。
ゼオライトの写真。
この赤で囲った三角形の部分にゼオライトが入ります。庫内の一番奥ですので手入れが面倒かと思いきや特に手入れは必要ありません。ちなみにマイナーチェンジに伴い定価で2万円の値上げだそうです。どれだけ効果があるかわかりませんが、海外製の弱点ともいわれる(osmは気にしていませんが)乾燥力が2万円でUPするならば許容範囲内の値上げだと感じました。
1段目のカトラリートレイ
2段目のラック部分
3段目の一番大きなラック部分
全体写真はありませんがショールーム内は非常に洗練された空間でした。「本国から床材ひとつから指定がありまして厳しいチェックが入っていました」との事でした。ブランドイメージを保つのは大変です。導入を迷われている方は是非行ってみてください。一気にガゲナウファンになりますよ(笑)ご案内係の方も非常に知識豊富で拙い質問にも丁寧にお答え頂けます。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
今日はここまで。
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