オーダーキッチンの設計その2
今日は暖かいですね。野暮用でお台場に行きましたが、風がすごかったです(汗)
週末また気温が下がるようですが、春の陽気を感じる事が出来ていい日です。
さて、キッチンです。前回までの記事はこちら
第2案の登場
前回の案をもとに第2案が上がってきました。
まずは上段から・・・前回まではW3000mmの横幅に対して上段をW1000mm×3で構成していましたが、左からW1040mm→W870mm→W1090mmという感じです。
続いて下段・・・前回までは左からワインセラー(W560mm)→引き出し収納(W760mm×2)→収納式ゴミ箱(W420mm)→スペースタワー(W500mm)でした。
第2案は、左からワインセラー(W590mm)→収納式ゴミ箱(W420mm)→引き出し収納(W870mm+W590mm)→スペースタワー(W500mm)となりました。
こちら合計するとW合計2970mmとなります。30mmはどこへ行ったかというと、ワインセラーとゴミ箱の間です。こちらは「ゴミ箱の扉をワインセラーの放熱スペースに出来るだけ被せる」という方式をとりビルトイン感を出します。このくらい余裕があった方が、いずれ来るであろうワインセラーの寿命の時にも柔軟性があると思います。
またワインセラーのW自体も560mm→590mmと放熱スペースを前回よりも30mm余裕を持たせてあります。
最後に一番の変更点、中段です。変更点をあいかわらずのやっつけ仕事で記しました。
①ビルトインオーブンが移動・・・下の引き出し収納のW590mmとは幅が同じなのでキレイなおさまりです。
②収納式ゴミ箱の移動・・・W420mmは変わらず移動となりました。
③電子レンジ枠の投入・・・ビルトインオーブンのスペースが動いたことで、ガス炊飯器+電子レンジを導入しました。こちらは1つの扉で開いて、ぞれぞれ別々に引き出せます。
④電子レンジとワインセラーの間にガラリ(ルーバー)を設置・・・放熱の問題を解決してくれます。
大枠でOKかと思いますが、念のため設計者さんの意図している事と私の考えが完全一致しているか確認作業は必須です。
設計者の苦悩
図面が送られてきたタイミングで設計者さんよりメッセージを頂きました。
1ワインセラーについて mabeにも放熱スペースについて確認したのですが、前面を閉じるなどのことによりワインセラーが冷えにくくなってしまうとのことでした。そして参考に写真を頂いたので添付します。写真の感じで出来る限り本体と家具との隙間無くみせれればと思い、図面に反映しました。ご検討ください。ワインセラーのドアの開閉上も少し隙間があった方がよいようです。
2電子レンジスペースついて ご提案にあったよう、上段とあわせて炊飯器と電子レンジを一つの収納にしました。 前回の図面だと炊飯器の高さが少し高過ぎたので、棚板をわけて収納内部に段差があるような形状にしました。それに併せて、下のゴミ箱の位置を変更しました。少し引出しの量が減ってしまいますが前のレイアウトでも良いかと思います。また、レンジと炊飯器を逆にした方が使い勝手がよさそうですが、それに併せてワインセラーの位置も変わってしまうので悩みどころです。 3キッチン天板について ステンレスの無垢板の写真を添付しましたので、ご検討ください。 こちらの無垢板は元々荒い仕上げになっているために、汚れや傷が目立ちにくいようです。 また一枚板を貼る形状なので、天板の厚さがとても薄くシャープに仕上がります。(写真参考)
マイナー調整は必要そうですが、叩き台になるファーストプランの精度が高かったので順調にゴールに近づいています。
今日はここまで。
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