HWAM(ワム)の薪ストーブ最終決定
我が家は薪ストーブを導入します。数年前までは考えてもみませんでしたが、2013年に竣工した実家が薪ストーブを導入したことにより導入に踏み切りました。
父が唯一切望した薪ストーブ。すぐに家族全員がその虜になりました。
暖房能力は当然ですが、炎そのものの持つ豊かさや安らぎに今では実家のシンボルです。
このような経緯があり、自宅建築計画初期から薪ストーブは当然のように計画に盛り込まれていました。
薪ストーブ関連の過去記事はこちら
HWAM(ワム)との出会い
今回の薪ストーブとの出会いは、2年ほど前に遡ります。実家を建築したい際に宮崎椅子製作所のダイニングチェアを購入したのですが、その時の窓口である材木屋さんのイベントで出会いました。
DLDさんという薪ストーブの施工販売をしている会社さんが、イベントに出展されていました。
そのイベントは小さなものでしたが、会場には3つの薪ストーブメーカーが実演していました。
①HWAM(ワム)・・・デンマーク
②DUTCHWEST(ダッチウエスト)・・・アメリカ
③IRON DOG(アイアンドッグ)・・・ドイツ
ここでもまた直感が働きます。
HWAMへの一目惚れです。
HWAMより優れた薪ストーブもあると思いますが、もう四の五の言わずに「これだ!」とときめいてしまいました。そのイベントでは他の薪ストーブには目もくれず、展示されていたHWAM 3110cの前から動かなかったのを今でも覚えています。
このイベントでDLDさんからお名刺を頂き、新築計画の話を少ししたのを覚えています。
資料を見返すと建築家さんとの初打ち合わせの時には、HWAMの話をしています。そのくらい思い入れがあったんだと思います。
4640vs3630
前の記事でも書きましたが、希望機種が何度か変わりました。
最初は初めて出会った3110cでした。
出典:HWAM
しかし、設計が進んですぐにパワー不足だという事がわかりましたので、より燃焼能力が大きいものへ変更となりました。
DLDさんのご提案は4640でした。かっこいいですこれ。実際にショールームでも触れました。
出典:HWAM
DLDのご担当者様曰く「燃焼能力が十分にあり、薪の長さも48cmまで対応しているので大きな薪も入りますよ」との事でした。
火持ちの良い含水率の低い広葉樹が薪ストーブのセオリーだとは思うのですが、薪をちょこちょこ投入しなくて済むように大きな薪をじっくり燃やしたいものです。
そう考えるとやはり大きな薪が入るのはそれだけでとても魅力的です。
実際にDLD南青山ショールームで4640に300mmの薪を3本入れてみましたが、左右にかなり余裕がありました。
ただ私の初恋の相手は3110c・・・。どうしてもあの流線型のボディが忘れられません。そこで対抗馬にあがるのが3630です。
出典:HWAM
燃焼能力も4640に引けを取らない十分なパワーを秘めています。そしてそのフォルムは3110cを踏襲する流線型を持ち合わせています。
どうやら機種としては4640の方が新しいようです。「もっと長い薪を使いたい」というユーザーの声が反映されて生まれたのが4640だそうです。
3630は薪の長さ300mmが最大値です。こちらも同じくショールームで300mmの薪を3本投入してみました。
4640に比べると両脇に余裕はありません。300mmが目いっぱいです。
これだけ見ると使い勝手的には4640に分があるのは否めません。
結果・・・
osmの最終的に選んだ機種は3630になります。
このフォルムをどうしても捨てきれなかった。使わない時期のことを考えました。首都圏での薪ストーブの利用は11月~4月前半の約半年だと思います。半年間は置物です。
「使わない時の薪ストーブをどれだけ好きでいられるか?」
これを結構深く考えました。勉強不足でお馴染みの私がそこそこ悩んだ数少ない部分です。そもそものスペックは十分なので、あとは見た目でいいやといったところです。
直感って大事。
おまけ
DLDの南青山ショールームは乃木坂駅徒歩3~4分です。途中にセラトレーディングの東京ショールームがありますので、一緒に見てしまうのも手です。両社交流があるようでセラトレーディング内にHWAMの薪ストーブが展示されていました。冬の間は展示をしているそうです。
今日はここまでー
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