雨樋(あまどい)はタニタハウジングウェアでスッキリ
今日もポカポカ陽気で気持ちいいですね。
本日も現場で建築家さんと打ち合わせがありました。主に雨樋とタイル目地、ジョリパットの仕上げについてです。
今日は雨樋について・・・
雨樋って邪魔だよね?
アナログですが雨樋の能力は非常に重要です。雨樋がなければ、雨が降った時に屋根から雨水がポタポタ・・・時にはジャージャー落ちてしまいます。
家への出入りの時に濡れてしまいますね。
雨樋がつくまでは屋根がシュッっとしてカッコいいのに、雨樋がつくことで野暮ったく見えてしまいます。
内樋とか色々ありますが、メンテナンス性とコストを考えると積極的にはなれませんでした。
osmhouseの建築家さんのご自宅はちょっと色々ぶっ飛んでいるのですが、雨樋なしですwwwでも建築家さん曰く「絶対にあった方が良いよ(キリッ)」って感じでした。
デザイン性の優れた雨樋
これも設計事務所さん絡みの物件だとよく見ますが、タニタハウジングウェアさんです。
施工事例
出典:タニタハウジングウェア
「雨のみちをデザインする」
というキャッチコピーからもデザインへの強いこだわりを感じます。
色々なラインナップがありますが、今回採用したのはガルバリウム製の雨樋です。その名も「HACO」
建築物全体のバランス、美しさを考えた時、雨といのカタチはシンプルになる。半丸スタイルのスタンダードが好評価を得た今、残るカタチは「箱」=HACO になる。多くの建築家の意見からもうひとつのスタンダードスタイルが生まれた。「シンプルなものは美しい。ただの箱。・・・それだけでいい。」建築の最終部分とも言える雨といに気を抜かない。ガルバリウム雨とい「HACO」。美しく長寿命化するこれからの住宅建築に。2012年度 HEADベストセレクション賞 受賞商品。
現場にサンプルがありました。サンプル色はシルバーでした。
製品名から容易に想像できますが、箱型のスクエアなタイプです。
横樋の色は屋根(いわゆる銀黒)に合わせてガンメタにしました。
縦樋が難しいですね。なんせ外壁を容赦なく縦に走りますから。
選択肢は3つ
①横樋に合わせてガンメタ
②外壁のジョリパットに合わせてホワイト
③サッシや水切りに合わせてブラック
②のホワイトに関しては外壁との同化を狙ってですが、ジョリパットの色と全く同じ白ではないので逆に安っぽくなると思い却下。
①と③はどっちでもよかったので建築家さんの好みで、樋に合わせ①を採用しました。
横樋も縦樋もガンメタで行きます。
縦樋もガルバリウム製の「ガルバリウムたてとい」です。
osmhouseにはあまり丸い要素がないので、スクエアな「角たてとい」を採用しようと思っていました。しかし角たてといは施工上かなりボリュームが出て見えてしまうそうです。よって「丸たてとい」を採用しました。
確かにタニタハウジングのHPでの施工事例でも横樋にHACOを使っていても縦樋は多くが丸いものを使っています。
今日の現場の様子
親切な外壁塗装屋さんがサンプルとしてガレージ内の壁にジョリパットを塗ってくださいました。感謝感謝。施工範囲は8㎡くらいあったので確認用には十分にです。
T1705を塗り付けたところです。
ここから鏝を使って一気にエンシェントブリックに仕上げていきます。乾いてしまうとパターンが上手く出ないのでスピード勝負です。
納得の仕上がりです。色の選択もT1705でよかったと思います。グレーが入った冷たい感じがグッときます。
今日はここまで。
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